
アメリカのシーオッターに来て4日開催のうち出展ブース巡りと取引先との挨拶だけなので実質一日ちょいの内容で終わります
残り二日の土曜日と日曜日は今回携行したMTBで土曜日はサンフランシスコのゴールデンブリッジを越えた海沿いのマリンカウンティ
日曜日はサンフランシスコから少し下に降りたところのベイエリアの公認トレイルへライドしてきました。
マリンカウンティはMuir(ミュア)エリアというところで海岸沿いの山で見晴らしがよく
車を止めてアプローチして開始する所の風景

※片手で持ち上がる軽いASR, 5秒後に手がプルプルな
あとは昔VHSで出てくるような草原にハードパックなハイキングロードをハイカーやグラベラーとすれ違いながら海の道路まで永遠と下っていきます。
広がる壮大な風景はもうそれはそれは壮観の一言。

ここのエリアは永遠とこんな感じが続き時々日本のようなシングルトラックも有ったり。
ちなみに土曜日だけでログ記録によると1000mは登ったみたい。(笑)

写真にある指先はそこから来たという意味です、もちろん帰りはそこまで帰ったという事です。
今回アメリカの旅に選んだのはYETIの40th記念モデルにも採用されたASR Mサイズ

帰りはサンフランシスコ市内を通過し、どの通りの坂という坂を写真に収めました、どの通りも市街地らしからぬとんでもない斜度ですが、
一番わかりやすい写真はこれでしょうか

夜はアメリカのデニーズで失われたカロリーを全て取り戻すべく(笑)。
それにしても量が凄い、チーズばかり。メキシカンのタコベルが優しい味に感じちゃいます。

二日目はサンフランシスコを少し下にあるレッドウッドシティの隣になる
El Corte de Madera Creek(エルコルテデマデラ)というトレイルに訪れました。

一日目もそうですが両方とも公認のトレイルでレンジャーも在籍して見回りしています。
二日目はハイカーがかなりいるのでMTBの速度は15マイル、E-MTBは不可としっかり書いてありました。
ここの場所はウィスラーのA-lineのようなところがあり、スキルある人なら間違いなく滞空時間2秒いけます(笑)
ただし15マイルまでルールなのでね。

このエルコルテデマデラはどんな場所かというと
基本森の中で、レッドウッドに覆われた森林で、日本の神社で言う神木を軽く超える大きな木々がひしめくトレイル
湿度は一日目のトレイルと比べて高いけど太陽に当たらない分、いくらか涼しいです。


移り変わりゆく自然で時折見せてくれるロックセクション

ここのエリアはとても広く、トレイルの分岐もいっぱいあり、
半日ぐらい遊んでも20%ぐらいしか走破できないルートのバリエーションでした。
で今から帰国するのに空港で日記を記してます。
感じた事としてアメリカのトレイル関係は、Googleマップでもトレイルのサイトでも普通に調べてみることが出来る
もう少し調べていくとそれはハイカー専用なのか自転車OK、はたまた乗馬ルートまでと多種多様なレクリエーションと共存している事がわかりました。
全てがスローな感じで、ハイキング楽しむ人、MTBまたはグラベル、トレイルランニングを楽しむ人
なんだか生活の中の一つのルーティンで、とりあえずそこでちょっと乗ってくるみたいなそんな気軽な感じがとても印象的でした
私は自転車部品を日本に輸入し、小売店に卸す職業なのでマウンテンバイクにフォーカスして今回の旅を通して思ったのは
マウンテンバイクって必ずしも激しいアクションをするだけの乗り物じゃないという事
レースに出なきゃいけない、ジャンプを飛ばないといけないとか、走る技術があればあるほどいろんな事が出来て楽しいですが
よりディープな遊びも存在するという事で必ずしも映像とか写真で見るアクションライドが全てではないでしょうかね。
車やモーターサイクルは速い車存在するし、速度を出すためにあるのか?コーナーを攻めるためにあるのか
移動手段の延長線上にそんなジャンルもあるってなだけです
シンプルに、マウンテンバイクは遊びのレクリエーションにもなるし普段の足にもある
そしてその走破性からちょっと非日常的な景色を見せに連れてってくれる乗り物。
今回は アメリカの自然を見る体験するという経験をさせてくれた そんなマウンテンバイキング
アメリカのトレイルを走ってみて、いろいろとマウンテンバイクの楽しみ方を教えてくれた旅でした

MTBの魅力をどう今後伝えていこうか、一杯ヒントをもらった旅。
ちなみにシーオッターはMTBがメインのイベントですが、
トレイルへ行くとその周辺の道路はロードを楽しむ人も一杯いました
グラベルバイクもトレイルで一杯見かけた。多分トレイルは難易度低い所なのでグラベルライダーもいたと思います。
ロードの金髪姉ちゃんにアスファルトでぶち抜かれて気分上々
それにしても今回のショートストロークの偉大さを一杯知りました
最後に宣伝させて、YETIのASRをチョイスして良かった。(笑)