インプレ関係がまさにそれで、伝えるという事はとても難しいと思います。ましてや
サスペンションで詳しく話せるほどの知識は無いですが、自分で実体験した事は話す事は出来ると思います。

これは弊社が取り扱っているアメリカコロラド州のPUSH INDUSTRIES(プッシュインダストリーズ)のリアショックで
完成車とかでは採用されないので余り知られてないかもしれないですが、昔ほんの10数年前までアメリカのMTBレースシーンで活躍していました
その精度そしてこだわりはとても定評のあるブランド。
車種別専用リアショックから始まり、フロントフォークのエアとコイルを掛け合わせた美味しいどころ取りのACS3キット(現在販売終了、残りfox170mmあり)。1年ちょい前に汎用タイプのSV8をリリースし、去年3~4年の試行錯誤を経て去年春先にリリースした倒立フォークNINEONE


その中でも意外と凄い物を採用してるのが一つあり、実は使ってるコイルにもこだわっているという。
HYPERCO(ハイパコ)、
PUSHはモータースポーツの方でも親睦を深めているのか時々オーナーから車レース観戦のピットにいる関係の写真を送られてきたり
コイルは同じくアメリカブランドのハイパコを採用しています。

写真の所にレートのみならず PUSHのロゴが入っている、どんな関係なんでしょうか(笑)
ハイパコの何が凄いかって実際日本のハイパコ代理店もありますのでこちらをご覧ください
http://www.hyperco.jp/
是非日本代理店HPの「whats spring」「HYPERCOの性能」を読んでみてください。
バネにレートという硬さがあり、それを基準に選んできてると思いますが、
そこにレートの品質、縮んだ時のレート変化が極めて小さい。とても深い話です。
そしてこのハイパコはF1やその他のレーシングカーでも採用されているとてもハイクオリティのコイルでもあります。
実際本国のHP調べても自転車用が全然ヒットしてこないのですが、それを作らせてるPUSHも有る意味凄い!!
レート変化が少なく、視線がブレない、へたりづらい、精度が高い
が特徴との事ですが、実際PUSHのリアショックについていて、乗るとサグ取れた状態で乗ると
浮くという表現もまた違うのですが、サグった所から上下にショックが動き
伸びる縮むだけの動作ですが、無駄な動きの無く接地感のあるその不思議な感覚。
フレームに純正でついてるそれまでのショックを入れ替えて走ると明らかにわかる違い。
上手く言えなくてすみません、ただどこかのハイパコで書いてた文章に、「まるで減衰力のあるような」という表現があります。
当初この不思議の感覚がPUSHのダンパー性能かと思ったら、もしかしたらハイパコの性能も加味されて
合わせたセットフィールじゃないかなって改めて思いました。
奥深いですわ。