2024年06月11日

アドバイス。ニップルの話。ジオメトリの話。サドル欲しい方は急ぎで予約せよ。

巷でなぜか最近急沸騰してるBikeyokeのサドルはいつ発売したか。
それは2019年となんだかんだで正式流通は多分2020年夏だと思いますが、それでももう4年ぐらいは経過してるサドル。
発売からすこーしずつ地味に知る店ぞ知る特定のお店でしか取扱ってませんでしたが。
ここに来て一気にSagmaサドル始まって以来の流通量。

広島県の取扱店 Grumpy様でも紹介されていります。


SAGMA130と142のブラックは現在在庫切れていて、カーボンモデルなら在庫ございます。
そして今日Biekyokeに在庫確認してオーダー入れてますので早ければ今月、遅くても来月には入荷する予定です。
とりあえず今日現在向こうにある在庫をオーダーしたわけですが予約で既にSagma142は枠半分ぐらい埋まってるので
入荷前にご希望に添えられない可能性がございますのでご了承ください。
Sagma130であれば142に比べて若干余裕あります。
展開は実はブラックのみだけではなく、他にパープル・ピンク・オレンジ・グリーン・ブルーがあります。
ブラックは無いですが、他の色は少数ではありますが、しっかりと在庫してます。
sagmalineup.jpg


弊社リムの展開をしてますが、WEB自体の更新はかなり遅れ気味ですが、気づいた方いると思いますが、
FormosaのリムのERDを公表しなくなりました。それはなぜかと言うと
リムに使うニップルによってスポーク長が変わるという事です。なのでスポーク長計算サイトもいろいろありますが、
あくまで計算参考値であり、確定ではないのでご注意ください。
85598.jpg
この画像でわかりますか?
上のニップルが良く使われるニップルで、ニップルのマイナス面を基準とした距離をERDとなってますが、
下のニップルだと頭が有る分、ネジ山がタイヤ側にオフセットしているのでスポークも更に奥に行くことが出来ます。
奥に行けば破断しづらくスポークやニップルにも実は優しい仕様なのです。
それらの有り、弊社はERDを公開しない事にしたのです。

ちなみにPillarスポークでいうと
上にあたる画像は PillarだとMV14(それでも画像のニップルより頭ブ厚め)
下にあたる画像は PillarだとDSN16

実はPillar社に「世界の手組市場はDSNばかりなのに、なんで日本はMVばっかり?」
と良く聞かれます、DSNの方がタイヤ側から工具でより強く締められるし、
見える部分のニップルも傷つきにくいという一石二鳥さ。
それでも日本はMVタイプを使うのでこちらを分厚く在庫してますが、
実はDSNも在庫ありますので、見えないところの力持ち部品。必要な方は是非お店にリクエストしてください。



そしてダートジャンプフレームのジオメトリ
1718077804133.jpg
昨日ちょっとお店と話が有り、凄く勉強になったのはトレンドや場所柄によっては推奨伸長は必ずしもそれではないという事。
EVILに例えるとMサイズとLサイズのオーダー
日本で流通してるのはSとMがそれまで主でした。トリック系だと推奨身長が参考になるんですが、
今日本でパンプトラックがあっちこっち出来て、リクエストはMとL

パンプにおいてですが、興味本位で聞くと、リーチ&スタックだけで見ると
facfacevil.jpg
↑EVIL Faction2

Tweedy REVEL.jpg
↑REVEL Tweedy

EVILのFaction2なら170pまでがMでそれ以上がL。
確かにMだとリーチ399mm、Lで414mm
REVELなんて1サイズでそのLよりも大きい430mm

確かに今一度EVILのMを思い出してみるとなんだかんだでコンパクトに感じたし、
430mmのリーチがREVELなら、Singerの430Sもまさにリーチ430mmで作ってあるし。

同じ430mmでもREVELは26”、Singerはベース275” 推奨フォークも違う。

あとわかる範囲で言うと

EVIL Faction2, レイノルズ520クロモリ、設計の中身や開発ストーリーを知っていて手に持つと本当に軽い
REVEL Tweedy, レイノルズ853クロモリ、みんなと違う素材で作りたかった、まだ触ってないから何ともでも製造品質は保証出来る
Singer, 430S, リーチが430mmでTweedyと同じ、ただそもそも自由に遊ぶためのコンセプトなので実は29”フォーク入れても使えるような作りにしてあるため上記の2モデルと比べると全然重い。

Tweedyはまだ実物見た事ないのですが、関係者と友人関係というのもありREVELの誕生から今までの進化をほとんど教えてもらっていて、クロモリの作りしかり、カーボンフレームの製造品質もかなり高いレベル基準にあります。
REVELの製造元はあの・・・・いや。。 うちのやってる〇〇〇〇と同じになりました。
弊社にある在庫も全て〇〇〇〇と同じロットとなります。

以上とても言いたかった余談でした。仕事に戻ります。

ではでは
posted by Yuki at 13:13| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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