2024年01月23日

軽量強度から乗り心地へ

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先週開催された展示会でいろいろ展示しましたがその中でもFormosaのカーボンリムでMTBの部分を一新しました


テーマは「強度から乗り心地へ」


カーボンリムが出た当初、アルミリムと比べてとにかく軽く、回りだし(漕ぎ出し)もとにかく軽かったのでスタートダッシュや立ち上がりに有利
そして微振動を緩和する特性として急激に広まりました。ただ近年の世界のDHレースなどで選手たちのバイクを見ると
カーボン使える部品カテゴリで実はアルミ部品と半々になっている事実が確認されました。

スポンサーの都合で仕方なくアルミなのか、はたまた選手の好みでアルミの選択なのか。
カテゴリ特有の部分的に耐久的にアルミの選択なのか。

アルミリムって実は衝撃吸収に優れています。ただカーボンと比べて弾性が無いので吸収しっぱなしでトラクションだったり推進力が劣ります
カーボン素材は軽さと弾性と強度(アルミと同じ質量にした場合)に非常に優れてる反面、実は情報を伝えすぎる部分があります。
相反しますが、微振動吸収しますが硬さもあり、実際アルミリムと同時に乗り比べると角を取るフィーリングは有れど
路面情報がアルミリム以上に伝わってきます。

そこで去年の夏に試したいと思いリムを作って、他のブランドを仕様研究して弊社なりに出した答えが


@ロープロファイルカーボンリム
A28Hのハブ
Bバテッドスポークまたはエアロスポーク



@はもう先日お話した通り、新しいリムを展開開始しました。
AとBは今回公開する弊社のもう一つの提案、他社ブランドの完組ホイールを見ると28Hだったりバテッドスポークだったり
実際弊社も去年から28Hやバテッドの乗り比べを行って来ました。

28Hを選択するのはたった4本スポーク、前後で8本、1本のスポークは大体5.5-6g。
1台分で約40-50gの軽量化、本当はそこでしょうか?
組み方で言うと更に変わってくるのでそれを抜きにして、純粋に28Hにしたのは恐らく4本減らした分の気持ち軽量化と乗り心地では考えるようになりました。

そしてバテッドスポーク、エアロスポーク。こちらもプレーンと比べると少し軽くなりますが、
これも不思議といろんな完組に採用されています。
計算された完組ホイール、そこにはいろんな技術と答えがありますが、
幸運な事に弊社が研究対象にしているブランドのうちの一つと友好関係があるので仕様の理由を聴ける事になり
詳細は控えますがやはりその考えがあるとの事です。
一つだけ。。。軽さでアルミニップルが有りますが、軽量よりも耐久性重視ブランドによってはあえてカーボンリムでもブラスニップルを採用(ガルバニック腐食を防ぐ為の処置) するブランドがあります。

弊社がリムと28Hとスポークを今年提案する以上
リムとハブとスポークを標準在庫展開します。

Formosaのアルミリム・カーボンリム
28HはFormosaのMTBハブとi9のHydraハブ全色
上記の物は既に今日現在フル在庫してます。

エアロスポークは Pillarでいうウィングスポーク、こちらは在庫有ります。
バテッドは トリプルバテッドスポークを今月末ぐらいに入荷していくので

カーボンが全てではない、推進力は劣りますが、ずっと安いアルミもしっかりと28H展開あります。


今年のシーズンインに合わせて、乗り心地にこだわってみてはいかがでしょうか?


ではでは

posted by Yuki at 07:23| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | FORMOSA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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