
写真に写るポツンとしたアイテムは、
Formosaカーボンクランクやアルミクランクに使われてる、ノンドライブサイド(=ディスク側)にある部品。
最後にクランクのガタを取り除く役割もするこの「プリロードアジャスター」
弊社のはアルミ削り出しの物を採用していて、他社では樹脂だったりします。
写真のこの隙間はあるべき姿でかつ、ボルトが3mm(?)のHEXとなりますので
これが回転を止めるための固定でありそこには力がかからないのでガッチリ締めなくて良い部分であります。
定期的に締めすぎによるこの部品の破断が目立ってます。もちろんいつでも部品供給できる体制ではありますが、
何を言いたいかというと、このプリロードアジャスターは
ボルトが本当に小さいので、ステムとかリンクボルトとかのM5やM6と同じ感覚で締めないでください
本当に軽い力で固定すればいいだけです、このリングが回らなければそれだけでいいのです。
カーボンクランク時代から採用して、アルミクランクが一杯流通して嬉しい限りですが、
DIYでメンテされる時は是非この点にご注意ください。
マンパワーほど強い力はないです。一度トルクレンチで締める体験をすると普段どれほど強く締めてるかわかると思います。
是非ここは軽い力で止めてくださいね
さて先週から急激の為替相場の変動
ずばりの円安へのシフトですが、原料up、輸送コストup、ここへ来てついに弊社のキャパを超えつつあります。
ギリギリまで我慢してる分、今度の調整で対象となるブランドまたは商品で
「かなり高くなった」と思われるかもしれませんが、それぐらい私も仕入れ側で青ざめております。
このままだとスポーツサイクルは気軽に遊べなくなる高級な趣味なのではと思ってしまいます。
一次的な変動と願いつつ、何か解決策無いか模索してみます。
ホント今安くても高くても物もないし、なかなかうまくいかないですよ。
ではでは