
BTR Fabricationsが里山ハードテールでもよりエンデューロよりのRangerに
採用されているチューブの各部のこだわりを教えてもらいました。
前三角はレイノルズ631のステッカー貼ってありますがこちらは昔から採用してます。
昔前三角全部レイノルズ631ではなく、ダウンチューブにはより上のグレードのレイノルズ853を採用をしました。
初代DHフレームのBelterに至っては全クロモリ→シートチューブだけレイノルズ631→現在前三角レイノルズ631。

BTR取扱初めに最初に作ったDemo車、26”のRanger
ハードテールなのに凄く後ろのおさまりが良かった記憶が今でも残ってます。
クイックではない代わりに凄く安定したバイクでした。
翌年のDemo車 ダウンヒルの26” Belter(ベルター)
Ranger以上にチョッパーで61度のヘッドアングルは圧巻です。
ハードテールが故にフロントフォークを150oに設定し、サグを取ってヘッドアングルが63度にある設計としたフレーム。
平地で乗ると低速では思いっきり切り込む癖のあるバイクですが、一度下りに出れば
それを全く感じさせないバイクに早変わり。
後三角に関しては当時はただのクロモリチューブで、現在はデダチャイ社のチューブを使ってます。
採用しているデダチャイのチューブグレードは 25CrMo4、簡単に言うと4130クロモリ。
ただ25Crmo4はヨーロッパ規格のクロモリとなります。
性能材質的にはレイノルズ525とColumbus Zonaとほぼ同じですが、形と要求に対してデダチャイが答えてくれたというのでそれを採用しているとのことです。
フレームと用途に応じてBTRはクロモリチューブを材質のみならずブランドも使い分けているのです。
ちなみに私のCXフレーム BTR, Sprinterは Columbus Lifeをメインに構成されてるフレームとなります。
プロト的な部分がありますが、要望あれば多分BTRはCXフレーム喜んで作ってくれるでしょう。

小さい会社ではあっても、ローフィニッシュに近いカラーを採用するBTRですが、
ローフィニッシュが出来るぐらい裸のチューブの材質もしかり、形状も外見にもこだわっている
イギリスハンドメイドの会社であります。
納期は3〜4か月が現在通知されているのですが、ポンドも下がったことですし。
近日中に価格改定しようと思っております。先日の入荷したフレームは事前に説明してますが、
オーダーに関しては先に100%決済してからの製作になりますので、日本国内+送金日がその日の定価となります。
その後イギリスのEU離脱も有ってポンドが下がってしまいましたが、オーダーと支払いはその前にしております。
ご理解いただけたオーダーでよかったです、まさかEU離脱が来ると思いませんでした。
お陰様で自分のRANGERはEU離脱決定前の高価決済のRANGERとなりました。
今回は在庫を視野に検討し、
カスタムカラーではなくフラグシップカラーのローフィニッシュの275”を標準仕様でオーダーを考えております。
価格改定の分に関しても20万未満で調整出来ると思います。
ご検討の方は是非お店までお問い合わせください。
