先日ちらりと弊社展開するSINGERの460Lに29”を前後入れた写真を掲載しました。
あれは29”を装着できるという実物写真の他に開発研究したカーボンリムの市販に向けての最後の実体験確認でありました。

写真のように前回は全て出さなかったですが、実はこのようにずっと私自身と協力いただいてるYurisチーム内でテストをしてまいりました。
アンバサダーとかスポンサーという枠に関して正直うちはそんな偉くもないし、言葉の響きで言うならばアンバサダーのトレンドなワードよりも
モータースポーツのスポンサーの響きの方が個人的に好きかな(笑)
それはそうと、Yurisチームは私が勝手に構成しているのですが、弊社の取扱店もあれば一般の方もいて
自分の中でこのチームはアンバサダーとかスポンサーとか露出しての広告塔というよりもどちらかというとYurisの裏方として支えてくれている人たち、
企業戦略にもなるので省略しますが、私にとって凄く心強いチームであります。
一つ言えるのはSINGERの開発部門は全て海外勢で既存の取り扱いブランドに在籍している人たちです。
形にして国内に持ち込んでから、情熱一辺倒ではなく冷静に見て、はたまたマーケティングの部分で一緒に考えてくれました。
海外もですが、チームに感謝します。同時にYurisの歩みにアドバイスしてくれたお店様しかり。私一人では到底出来ない事なのです。
社員こそいないけどちょっとだけ心強い仲間たちに支えられております。

この写真が実際テストに使っているホイール勢。現行モデルが左でとカーボンリムプロトが右側。
詳細は現在まとめておりますのでもう少しお待ちください。
ただ言えるのは実際に同じ条件の元、比較する物のみの違いがわかるように他は全て揃えたという事です。
比較する物以外全てホイール組から仕様まで全て揃えました。そして関係者に体感してもらいつつ、ブラインドで試乗をさせたりしました。
ここまでやる代理店はなかなかいないでしょ?
それを思わせてくれた大本のきっかけがこれ ↓↓↓
EVILのLoophole(ループホール) carbon rimこのリムはパッと見カーボンリムですが、実はエポキシで固めてないサーモプラスチックカーボンでリサイクル可能、消音性に優れて尚且つゴムのような弾性が有り柔らかいんです。材質的にFusion Fiberと言います。
残念ながらEVIL Bikesではある事はあるけど正式的に商品販売終了してしまいました。
それまではブランドで言うと
REVEL Bikes, EVIL Bikes, Chris Kingの順でリリースされてきて、アメリカ国内の小さなブランドだと採用してるところもありますが、大きなブランドだとEVILがFusion Fiberを辞めた今実質 REVEL と Chris Kingだけとなります。
静かで弾性の高いリムで実際それまでつけててちょっと弾かれるARCで乗る頻度少なくなったけど、このEVILのLoopholesを入れてから一気にリアの挙動がマイルドになり材質でここまで変わるのかという事で、Formosaはサーモプラスティックカーボンこそ使えないと言えど、この特性に近づけたいという事で壮大な自由研究(=夏スタートという事で勝手に命名)がスタートしたのです。
実験項目は詳細はまた次回説明しますが、
ベンチマークとしたホイールは上のEVILループホール。そして普段Singerや歴代のデモバイクにつけてきた現役愛用の
インダストリーナイン純正のストレートプル完組 ENDURO S Carbon 写真はマレット
※インダストリーナインのMTBカーボンリムはWE ARE ONE, ロードカーボンリムはレイノルズに委託生産してもらってます。(両社の既存モデルではなく、i9がリムをデザインして生産してもらっています)

AからBに乗り換え=Bにしたという単純な嬉しい気持ち
AからBに乗り換え=A実は劣化しててBにして性能上がったという感じ方
今回は 現行とプロトを同時に全て新品から作成して比較。サイドメニューとして最低7種類以上仕様の違うホイールをグループでそれぞれプロトとの比較としての体験。7種類はまたハブ・スポーク・ニップル・タイヤ・空気圧とバラバラですが、Yuris取扱仕様もあれば他社物もあるのでそれらを踏まえてまた後日プロトの良さをおすそ分け出来ればと思います。
・他社ブランドのリム断面、ホイール公開数値DATAを表にしてデーターベース化
・実走行による体験
・海外のトレンドを常にチェック
いちファンライダーの私でもその違いは体感出来るぐらいとても良いリム!!
是非ではなく””絶対””楽しみにしててください。
先に言います。壮大な自由研究をしてでも価格は据え置きでやります。
ではでは