
昨日BIKEYOKE社から正式的に新しいDropperが発表されました。
簡潔に言いますと
1.34.9mmのMAXシリーズに213mmを追加
2.DIVINE SLに100mmと125mmを追加
3.2byリモートモデルチェンジ
1.34.9mmのMAXシリーズに213mmを追加
昨今34.9mmのシートポスト径を採用するブランドが増えてきたのと、ロングトラベル傾向にあるのでタイミングを見て
最長の213mmのリリースとなりました。30.9/31.6mmよりも34.9mmのおかげでインナー径も25mmから28mmへと拡大することにより
ロングストローク下によける剛性の心配がなくなり、動作もよりスムースとなっているMAXシリーズとなります。

もちろんMAXシリーズ(=34.9mm)にも数秒でエアブリード出来る独自の機能が搭載されています。
最も個人的に本当の初代を除けばリセット機能付いててもほぼ使う事がないですが、いざその時が来たら
他社ではOH必須でもBikeyokeであれば数秒で通常通りに戻せます(回数が頻繁に起きるようになったらOHしてください)
参考数値
長さ:550mm / 582mm(アクチュエーターなし/あり)
重量:690g
参考価格:350€/ $ 440US
※国内ではまだ34.9mm/213mmの価格は設定していません。需要有れば入れたいと思います。
※34.9mmシートポスト採用ブランド
Specialized
Norco
Trek
Commencal
Pyga
Ghost
Liteville
Rotwild
Pole
Actofive
Crossworx
2.DIVINE SLに100mmと125mmを追加

東京オリンピックのXCレースでXCレーサーもドロッパー多数使っていたのがとても印象的でしたね。
ここにもやはりロングストローク化の波が来ました。軽量モデルのSLに100mmと125mmの設定が増えました。
80mmは現在国内ではSL Rascalというモデルで最初から短くカットしたモデル、且つアウターケースの上端がアウターバテッドされてない形状をチョイスし、ジュニアや女性ライダーでも底差し出来るモデルを日本展開しましたが、
開発当初のワールドクラスのライダーの声による80mmが誕生し、また実際のレースを通して100mmおよび125mmは軽量でもメインストリームになるSLシリーズで展開となりました。
足が長い欧米人の為ではなく、昨今のフレーム設計でシートチューブが短くなっている傾向もその背景にあります。

重量は
トレイルやエンデューロ向けの
REVIVE 2.0, 30.9/125mm = 465g /365mm(全伸長)
XC向け
Divine SL 30.9/125mm = 430g /445mm(全伸長)
軽量だから短いと思ったら大間違い。
アウターバテッドもあり、尚且つ全部伸ばした時はこのようになります。
REVIVEは365mm http://www.yuris.biz/image%20Bikeyoke/REVIVE_125.JPG
DIVINE SLは445mm https://ep1.pinkbike.org/p4pb21453907/p4pb21453907.jpg
軽量モデルのDIVINE SLは80mmカット出来て、カットしてREVIVEと同じ全伸長状態になります。
但しアウターバテッド形状となっているので底差しが出来ないのでご注意ください。
※少しでも軽いドロッパーを求めるライダー向けとなります。
※DIVINE SLシリーズはレバーの関係で Triggy Alpha Longまたは2byのレバーを推奨しています。
DATA
SL 80-30,9:400g / 400mm
SL 80-31,6:420g / 400mm
SL 100-30,9:415g / 420mm
SL 100-31,6:435g / 420mm
SL 125-30,9:430g / 445mm
SL 125-31,6:450g / 445mm
参考海外価格 350ドル
国内希望小売価格 41,000円(10/12 現在)

BikeYokeの各ドロッパー設計において長期使用と整備性をも考慮し市場参入の開始以来、交換可能な使い捨てカートリッジに頼る代わりに、BikeYokeドロッパーの内部は、一般的なツールとスペアだけで完全かつ簡単に再構築でき、エンドカスタマーとディーラーはサービスパーツを利用できます。
ではでは