COMBAT READY by Bluegrass episode #01 Timothy Bentley / Pietermaritzburg >>昨日某取扱店より弊社の取り扱いブランドの分析をいただきました。
Morewood に関してですが、僕の見方とお店の見方、
そして実際所有するユーザー、検討するユーザーの見方と検討。
凄くためになります。
あと自分の中で取り扱いブランドに教えてもらった事を自分の中で
自己完結してそのままにしてる事も沢山あって、言われて改めて思い出す事もしばしば
そんな中でMorewoodのラインナップをその方向性を改めて整理してみました。
Morewoodは南アフリカのブランド。
誕生当初からずっと直押(=シングルピボット)を全面的に押し出しているブランドであります。
そんな中弊社が取り扱いを始めたと同時に新たなラインナップとして加わった
Makulu シンプル&軽量を常にこだわり、うまくバランスさせつつレースで使えるバイクを開発しております。
そんな社長のPatrick Morewood(パトリック・モアウッド)は立ち上げ前DHレーサーであり、
国内チャンピオンでもありました。
そしてほとんどのフレームにおいて今でも自社生産しております。
素材を厳選し出来る限りの部材を国内より調達し、自社でCNCマシーンにて削りだして作成していく。
素材調達→部品製作・切削→溶接→ゆがみ修正→塗装→最終仕上げ→梱包→発送
上記の作業を一貫して自社管理の下行われております。
リンクを介したシングルピボットのMakuluが加わり現在ラインナップとして簡単に分類すると
1. Makulu、Kalula より正確な減衰コントロールをする為低レバー比リンクを加えたフレーム
2. Izimu、Zama 伝統のシンプルな直押フレーム
3. 昨年(2010)よりXCに進出した、素材から拘り持ったフルサスエンデューロなZulaとハードテールのKwela
4. 29"Kwela
5. 新たな挑戦としてDave Wiggleと手を組んだ「Split Pivot」採用のSukuma
なお生産別に分けると
南アフリカ生産=Makulu、Kalula、Izimu、Zama、Zula、
自社開発設計・台湾生産=ハードテールフレームシリーズ、Sukuma(予定)
ハードテールに関しては生産後SAへ発送し検品後の出荷、Sukumaはパテント料のコスト分の削減との事。
なお台湾生産のフレームでもQRリアハンガーにおいてはフルサスフレームと同じ自社生産のCNCした物を使用します。
皆さんが今一番疑問に思うのはきっと MakuluとIzimuの存在と勝手ながら推測しております。
簡単に言いますと
Makulu・Kalula=より強い加速(プログレッシブ)感、速く走る為のフレーム。ピュアレースフレーム セッティングが決まればビシッとした安定感を発揮。 Izimu・Zama=軽量・直押。73mm幅のBBを採用。手軽かつ楽しくDHを楽しむフレーム ヒラヒラと走れるバイク。操り重視で走る楽しさを教えてくれるバイク。 今年の直押はメインピボットにXPI(エキセントリックピボット)を採用、ライダーのフィーリングや走るステージ
によりジオメトリを変更出来るシステムを取り入れました。
昔の直押し(シングルピボット)はグアングアンと無駄な動きが多くて悪いイメージがついていますが、
進化したユニットによりそれの乗り味は一新されております。
ペダリングロスが無いとは言いませんが、技術は日々進化という事でMorewoodユーザーを見かけたら
彼らの感想を聞いてみてください。
「
軽量でメンテナンス簡単でかつシンプルが故の壊れづらい 」
Morewood社も今後直押にこだわり続けラインナップし続けるとの事です。
マルチリンクを使ったフレーム多々ある中、
今一度シンプルな「シングルピボット」のフレームを再認識してみては如何でしょうか?