

次のバイクを決めてから少し間空きましたがデモバイク作るなら今しかないと思い先週金曜日製作しました。
上の画像で当初左のカメレオンにしようと思いましたが以前カメレオンで作った事あるので
今回は思い切ってパープルにしてみました。

それまでのハードテールを取扱終了したPPのShan GTですが、長いリーチに惚れて慣れた中でPPは
急遽Mサイズから自分の好みのリーチを基準にサイズLにしました。
Shan GTのBB高さはとても低く安定性は抜群ですが自分の中で立ち漕ぎ時とアクションに関して凄く
自分のフィーリングに対してより大きなアクションを入れつつ、反応がある点を境に急に変化するので
厳密に言うと衝撃吸収はすこぶるいいフレームでしたが、少し縦に癖のあるバイクという印象ですね。
これまた扱っていたRSDは自分の中でそれのMサイズが印象に残るジオメトリでしたが、少し硬いフレームでした。
クロモリは衝撃吸収に優れるイメージですが、表現が違います、フルサスには勝てません。
小さなバネ感としてとらえた方が良いのかもです。
一杯いろんな意味で「同じ鉄フレーム」(←業界的な部分含め)でもジオメトリが違うと
こうも印象変わるんだなって思いました。
それはさておき今回の仕上げ方は今フォークが2本と赤いPUSHのと黒いPUSHが有りましたが
紫フレームに合わせるという意味で実際当て込んでみたら紫と赤は合わないように思えたのでブラックに

紫はLyrik、黒はPIKE
両方ともバネ側にコイル、ダンパー側はPUSHのシムレスダンパーシステムに入れ替えたフルPUSHフォークとなっております。
ホイールはEVILの次世代素材採用のフュージョンファイバー製のリムにi9ハブ。で真っ黒仕様。
こちらは後日改めて紹介します。
黒フォークに黒ホイールなのでどこか差し色と思い、ピンクをチョイスしてみたけど。。。
残念ながらパープルの主張が強すぎて、ピンクが完全に溶け込んでましたね(笑)


グリップはBikeyokeの Grippy, ゴムの厚みが偏芯しつつ、設計されたグリップ。
これも実際使うと細かい所を説明してと言われると説明しがいのあるグリップですね、導入して初めてわかります。
ほんの小さな体感ですがそれもまた後日にでも
フレームMサイズ、ドロッパーは同じBikeyokeのREVIVE2.0 30.9/160, 160mmストロークで写真のように出して160mm全伸長して
身長180cmライダーが丁度良いペダリングポジションとなります。ご参考ください。
当Mサイズでリーチ400mm、自分の好きなリーチは445mm前後
PPは希望リーチにするためにLサイズにしたけど、シートチューブ長はさすがに150cm台の方にはオーバーサイズでしたので
試乗車ベースという事でやっぱり今回はMサイズに変更。
ステム長はBikeyokeの45mmにしてみましたが、55mmでも良かったかな。
とここまでは自分の好きなポジションからの感想ですが、
いざこいつに乗って地元の里山を軽く慣らししてみるとちょっと感動。
身体にしみついた記憶でいうと今はこの三車種
RSDのクロモリ
PPのクロモリ
DABOMBのアルミ(Sentinel)
軽快感= Dabomb Sentinel > RSD > PP
安定感= PP > Dabomb > RSD
フレーム重量= Dabomb > RSD=PP
自分にとって3車種で一番短いリーチ(400mm= size M)のDabombですが、振り回しやすい。
チェーンステー長さにいたっては
RSD = 415-430mm
PP = 425mmあたり?
Dabomb = 445mm
とDabombの方がずっと長いのにフロントアップが簡単に上がる、しかもリニアな上がり方
短いリーチから来る挙動の違いですかね?
そしてアルミはクロモリより硬いの通説ですが、前作と同じ角パイプにも関わらず
リアバックが思ってる以上にあたりがソフト。前作のSentinelをそのまま受け継いだ感じですね
リアバックのソフトな感じをこれまた三車種で比べると
PPが断トツにソフト、記号で示すと
soft rear back = PP >>> Dabomb > RSD
でも好きなジオメトリは断トツにRSD
と好き、好みのジオメトリと実際乗ってみると相反するので
これまた面白いですね。ローロングな横シルエットを見慣れた今
新しい相棒のこいつは詰まってるように見えますが、ステムやサドルのレール位置でまだまだ微調整で化けてくれます。
新しく導入した部品もつけただけでわかる違い。
グリップなんてこれ一個で動画で説明できそうな内容ですよ。(笑)。
それぐらいこのグリップが「お~やるなぁ~」って思いました。
という事で新しい相棒 よろしくです。
Dabomb Sentinel 29