2024年04月11日

納期がかかる理由はオーダーしてから製造ラインを組んで製造するから

650 formosa rim.jpg

弊社が展開するカーボンリムやアルミリム、ハブ、リング、クランク、ハンドルなど
皆即席になる物にロゴを貼って数日後工場から出荷というイメージを持つ人もいるかもしれませんが
弊社のFormosa製品は基本全てメーカーに発注後、生産ラインに乗せての製造となるので納期がかかります

改めてFormosaを選ぶ良さを説明します。

Formosaのカーボンリムについて

基本デザインベースを元に少しハードの部分で仕様変更をして世に送るという流れなんですが、
カーボン物は特に最近は半分以上はフルオリジナルとなっています。
現在展開する写真にあるロープロリムは29”と275”はやり方いろいろですが、オリジナルの型で作成しました。
大体今だと型一つ50万前後じゃないでしょうか?

そしてプロトで出来上がったベースリムに対して、強度配分として重さと共に変えていってます。
その際に既存展開する他社のリムの情報とトレンドを参考しつつ
弊社が展開する採用するリムのベースに対して軽めか重めの味付けをして市場に展開します。
ここまでが弊社のこだわりとやり方ですが、工場=製造側は何か気になる点があれば随時フィードバックしてくれるし
私の注文に対しても今回無償で試験とプロト製造してくれた事に感謝しつつ、試験DATAもまた彼らの経験になるし
以前クレーム案件が連続して発生した時はしっかり対応してくれた事も有り、今もずっとお付き合いしてます。

※海外展示会で超有名なブランドのOEM工場を知る機会があり、向こうから取引オファーあるも辞退してます。
 魅力は人それぞれ、自分にとって最高のパートナーが一番の安心につながる

最近凄く多いカスタムオーダーの中、今遂行してるちょっと自分も不安なオーダーも引き受けてくれましたが
出来上がりが不安ではありますが、彼らだからどこか安心する自分もいます。

表面処理は最後のお化粧みたいなものなので特に言いませんが、弊社の標準在庫以外のホール数も普通に対応出来ます。
出来上がったカーボンリムに対して機械の上に置いてホール数の穴開けをただしてるわけではなく、
オーダーしてから製造するので、リムにしていく段階で開ける穴の周囲を強化する処理をしてます。
簡単に言うと穴開けないところは軽さに振った作り、ニップルホール周辺はスポークテンションに強い作り。
なので一度に製造ラインに入るとホール数が変更出来ない理由はここにあるのです。


オーナーにとって手に取って初めて商品入手を実感しますが、
実はカスタムオーダー物は製造の初期の段階から特別なラインで処理されている事を知ってもらえると嬉しいです。


話は変わりますが、弊社と一緒に気になるブレーキを使う取扱店から最近
「ルイスブレーキの入荷いつ??」と聞かれますが、これも出来上がりものをもらってるのではなく、
オーダーしてから向こうのオーダー順番に並び、製造ラインに入るのですが、PINKBIKEの紹介以降どうやら注文殺到で
私のオーダーは105番目とか言われてしまい、いろいろ見直して、とりあえず標準のブラックとシルバーを先に出荷できると
数日前に連絡ありました。初めてのジャンル全ては取引を通して、
ルイスとビジネスのフィッティングしていくのですが、とにかく楽しみでしょうがないです。

事前予習じゃないですが、ブレーキの構造ビデオをオーストラリアの代理店が公開してるのでちょっと拝借。



今朝は大量入荷したアルミリムを倉庫のストック場所に置き、これから昨日入荷したインダストリーナインを検品します。

さて、また頑張りますかね
posted by Yuki at 10:58| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | FORMOSA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック