最近検討されている人がいるなら本国サイトを見るとわかるんですが、
今回はマウンテンバイクのお話、ロードやグラベルのオーナーには無関係の話ですが、
代理店から発信という事で読んでいただければと思います。
インダストリーナイン、以下 i9(アイナイン) と略します。
私がイチオシする最安が最高ではなく、間を取った最も価格と性能比率で一番最高なi9の「Sシリーズ」
過去の紹介記事 → ★★
展開としては 27.5”と29”とマレットがあり
Trail S
Enduro S
とそれぞれのカーボンがあるのですが、そのEnduro S Carbonが本国サイトからカタログ落ちしているのです。
アルミ完組のストレートと同じストレート構造、色も選べるアルミスポークみたいに太くなく、ただのステンレススポークですが、
きっちりテンションを正確に作れるストレートプル構造のハブ。他のブランドでi9ハブ採用としてもJベンドタイプ。
それだけ完全Sシリーズの為のハブで尚且つストレートを採用したi9のトップグレードに近いストレートプルハブ。
Formosaのカーボンリム930/730シリーズを作る際に、重量さえ無視すればアルミ完組でもかなり良い結果を体感したホイール
日本にあえて展開しなかったけど、一般販売するJベンド(i9 ではクラシックと呼ぶ)ハブを使った完組 Classic XXXX S シリーズを去年から展開し始めていて
ホール数こそ28H、スポークとニップルは不明。
「なぜ不明って??」
Jベンドハブなら普通に日本で買って好きなリムと組み合わせれば良いと思ったので特に日本で展開をしておりません。
Jで組んでその完組の容積をアメリカから運ぶのは送料コストが重なって意味ないと判断したからです。
ただついてくるリムはインダストリーナインのSシリーズ(これまたi9オリジナル)なのでそれでも欲しいと言われれば入れてます。
i9のアルミリムの作りもアタリが全体的に柔らかいんですよ♪ ←良い意味で by 歴代スポンサーライダーからの感想
ここからが私とi9の腹割っての話。
性能有ってのストレート、だけどクラシックラインを開始してから皆結局カラーで選ぶ、最初からカラー完組を選ぶ傾向にあるという結果になった。
性能うんぬんと言葉は後半濁らせてましたが、ここからは推測ですが、やめる理由は従来の一般販売するJベンドハブ採用であれば、結果的に専用のSシリーズ向けのストレートハブの生産を閉じれば生産効率が上がる。
会話のやりとりの上で、あえて言わなかったけどそんな意味深な発言をしてましたね。
明確な事は言わないが、社員ではあるけどなんとなくそんな意味を示唆したのかなって思います。
そして最後に「yukiのリクエストあれば、本当はもう作らないけどあともう少しEnduro S Carbon作ってあげるよ」って言ってくれたので
丁度今在庫無いのでEnduro S Carbon 29" とマレットあたり在庫しようかなって思います。
リムは28Hなので今展開するクラシックSシリーズと同じ、肝心なi9のハブがストレートか通常タイプか!!
これが一番大きな違いだと思います。
現在275と29”のENDURO S, Trail S あります。
carbonは Trail S 29だけだったと思います。
i9のSシリーズ正式展開が有る限り、私は変わらず Sシリーズ押しです。
もちろんその上に 見た目良し、軽さと性能良しのフラグシップ完組もありますが、
予算が難しく、i9の一番おいしい所を狙うならば絶対Sシリーズ
と言いつつもちゃんとフラグシップも使ってますよ。
自分用限定ブロンズもグラベル用に確保してます
写真はSINGERの460LにEVILの29” Loopholes を履かせた写真。
930/730を作る際に評価順位高かったホイール
・EVIL Loopholes リム (今は販売無し、Fusion Fiber素材はずっとベンチマーク) 永久保証
・i9 Enduro S アルミ。カーボンのような軽さはないけど、バテッドスポーク+28H+ストレートプルハブとリム全てがバランスのいい組み合わせ
※現在MTBホイールを24Hで930TR前後とFormosaで24Hを作って、PillarのWing20スポークを作成し、王滝のようなマラソン向け軽量ホイールを製作してこれからテストチームにて試験運用開始。3か月間使ってみて、強度含め納得行く結果であれば限定で販売しても良いかなって思います。
24H…いくつかのお店のリクエストとテストチームのリクエストで、i9もEnduro Carbonで24HもあるのでとりあえずFormosa実物版を作って体験。
面白いでしょ???
ではでは
2024年02月28日
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