2023年08月25日

初回便のSingerフレームを半分ほど出荷完了してます。

今日から私が30日まで海外出張になりますので発送業務休止しております。

初回生産分のSINGERを大体半分ぐらい国内発送完了させてます。
初回生産分は弊社=代理店側では2月初旬の時点で予約完売しているのであとは弊社の小売店への流通在庫分となります。
2サイズ展開をしてますが、身長で選ぶのも一つの目安と同時に乗り方で選べるようにしたのもこのフレームのコンセプトの一つ
サイズにそれぞれ名前を設けていて

21292.jpg

430S と 460L

数字は今MTBのトレンドで大よそのサイズ感がわかる数値である「リーチ」
あとに続く英語のSとLはスモールとラージではなく

リーチ430mmの短いショート
リーチ460mmの長いロング

と分かりやすく区別させてます。
そもそも長いドロッパーもさせるように
430Sにはシートチューブ長 350mm
460Lにはシートチューブ長 390mm 

とかなり短めに設定しているので自由度は非常に高い設計となります。

プロトが出来上がった時点で前後275、マレット、前後29、1か月通勤ストリート酷使
設計想定サイズでもメーカー特性の太いタイヤつけてみたり。26インチはさすがにまだやってませんが
イメージしたこのフレームの答え合わせを冬の間に完了しています。

特に何かに突出してるジオメトリでもなく、普遍的なジオメトリでデザインと色に少しだけこだわり
車輪径を275とマレットにフォーカスしたSingerであります。

29”バージョンの声も聞きますが、残念ながらそれは暫く考えておりません。
開発当初設計のドイツ在住の設計担当からそもそも「29”で開発を!」と言われて私が断ってるぐらいですので
29”は他のメジャーブランドや大手完成車ブランドが出してますからSINGERがそれにある筆必要性が無いのです。

この考えはEVILのインサージェントというモデルを参考にし開発開始して、2023年今年の4月にYETIが275(マレット初公認)のSB135を出して
Pinkbikeのウィスラー開幕レポートで今年は本場のMTBパークで275がそのまま推移し、29”が減って、マレットが増えたという面白い結果もあり、
去年の春の構想がたまたま!!!たまたまフィットしてしまって、自分のイメージが海外の一部の人たちにもあるという事に喜びを感じました。

このフレームで進化できる要素があれば、ガンガン進化させたいですね。
チーム員の助言による1発で絶対的な強度テストパスもあり、工場の経験も踏まえて
無難なパイプ厚(ここは私が関与出来ない専門分野)にしましたが、余裕があれば薄いバージョンでマイチェンしたいですね。


メーカー公表の数値って・・・・
弊社のものだから実測値で言うと
460L(ロング)のフレームだけで3kg、リアハンガー類を含めると3.2kgです。
チーム員の担当するブランドの物(6回〜7回作り直してる)と比べると天と地の差ですね。

これに関しては私自身のこだわりで軽くしていきたいですね♪


SINGERは何(なに)向けのフレームと周りに決められるのではなく
このフレーム、このシルエット、公開されたジオメトリであなたが何に使いたいのか!!

です


ではでは
posted by Yuki at 08:24| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | SINGER | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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