2023年04月26日

275の規格は不滅です。YETIのSB135

P4210295.jpg
シーオッターのタイミングに合わせて発表されたYETIの新型バイク SB135


これは29インチではなく、前後275インチのモデルであります
※そして同時にマレット仕様についても多分初公式公認のモデルでもある

342520242_937200347415242_3960030643376782723_n.jpg


29”が当たり前の中、イベントに合わせたというのもあるけど代理店に知らされたのも発表の数週間前。
びっくりと共に現在弊社が進める275クロモリフレームの可能性をよりブーストしてくれて、自分が思う方向性に間違いはなかったと確信してます。

要はクルージングで安定した速さは確実の29インチバイクであり、
やっぱり「遊びたい」わけですよ

走るフィールドにはメインラインとレースラインがあり。そして、まったく予想もつかないラインは、ライダーがいつもと違う頭脳を持つことを要求します。
SB135は、その機敏な遊び心と俊敏性、そして創造性を引き出す能力で、楽しさを求めるライダーたちに愛されています。
とYETIのコメントにある通り、楽しむバイクに重点を置いたモデルとなります。

副産物として29”で苦戦してたドロッパー選択が275になることによりフレーム造形がコンパクト出来て、選択幅が広がった。

そしてYETIのこだわりであるサイズ別の最適化はこのSB135にも導入されています。
今までのバイクはハードテールもフルサスペンションもサイズが異なる時は、お尻から後ろの作りは一緒で
お尻から前の造形寸法変更でサイズ展開をしてきました。
YETIは去年の新型を機に全てのサイズに最適のサイズ感を展開開始してます。
具体的に言うとフルサスフレームの場合、前三角と後ろ三角がサイズによって両方ともサイズ変わります。

という事はそれだけカーボンフレームの金型がサイズ別に必要という事ですね。そして量産ともなると数量分用意していくので
とてつもなくコストが跳ね上がります。

このSB135は実はS, M, L, XLのみならずXSまで展開されていて
大きな分別というとXSとSにおいてMから上と違うこれまた専用設計にしてます
sbb135yetiyuris.jpg
黒がXSとS
ターコイズがMから上のサイズシルエット

しっかりと小柄ライダーの為の専用設計を作るぐらい気合の入ったモデルというのをわかりいただけると思います。

そしてこのモデルがいきなりシーオッターのDHでミックハナーがデビューウィンを飾るという快挙!
おまけに付け加えると二位はEVILのショートストロークモデルのFollowing

で口うるさく言うと
342354619_933372027706301_1711236859129352708_n.jpg
シーオッターのDHレースで表彰台の上位に
YETIとEVILのショートストロークが使われたという事です。


ロングストロークが全てではない、ショートストロークの楽しさと275の楽しさ。
29”に移行して275を倉庫に放り込んだのなら、気分転換で引っ張り出して275を復活させるとまた新たな楽しみが増えるかもしれませんよ?

何よりXSとSのSB135の専用設計したYETIが本気過ぎて素晴らしいと思いました
1.スタンドオーバーハイトの最小化
2.シートポスト挿入の最大化
3.ウォーターボトルの収納スペースの確保に重点を置き、前方ショックマウントをダウンチューブに移し、よりコンパクトなショックリンケージを設計

posted by Yuki at 05:37| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | YETI Cycles | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック