2023年04月11日

開発の裏側、カーボンハンドル編 Formosa



まず上の動画を再生してみてください、 約40秒
こちらは実際作成したハンドルに強度テストと耐久テストを実施した風景を撮影しました。
と言っても初作の時の動画ですね。

プロトではなくしっかりと量産版にしてからもう一度テストにかけてる風景ですね。
プロト時にもらった映像はステムが突き出し80mm前後のもので映像からでもわかるようにステムが一緒にねじれてたので
実際弊社取り扱いのステム、FireeyeのTalon FG(販売終了)で35mm突き出しを装着してハンドルによりストレスがいくようにしてました。
初回デザインは800mmで今の型は780mm。短い分には強くなっていくので現行は特に映像にしてないですが、
しっかりと量産、国内市場に出す前になんらかの機械によるISO基準以上のテストをしています

意外とハンドルってしなるもんです。そしてもう一つ付け加えると市場に出回っているカーボンハンドルの中でも
弊社のは比較的に柔らかめ、言い換えると映像のようにしなる特性があるため身体に優しいです。

そしてこちらが現行のハンドルで数年前の映像になるのですが、Youtubeチャンネルを独立させたのでまたアップしました。
現行のは初期モデルよりも両端の差の公差より小さくし、両端の厚み不揃いの処理(強度に影響ありませんのでご安心ください)を少し校正してます。

こちらは現行の説明となりますので時間ある時に見てください。
※チャンネル登録よろしく


言葉では幾らでも言える、でもこれは本当にやっている。
映像か写真にすると初めてわかる真実。常に製造の現場にはいませんが、最初の動画はとてもとても貴重な映像だと思います。

現在絶賛量産中のクロモリハードテールフレームのSINGERも量産時にもう一度強度テストをするので
工場で1本、試験機関に1本を出す予定。
650sisi.jpg

部分変更はベースがしっかりテストされているからチェック項目少なくて済みますが、
完全オリジナルはこのように携わる皆さんの知恵とネットワークで成り立っています。ただただ感謝しかありません。

という事でアルミハンドル他、、いろいろ今計画中。。
失敗に終わるか、共にウキウキしましょう。

末永くお付き合いください。
ではでは
posted by Yuki at 09:47| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | FORMOSA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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