
PUSHのリアショック ElevenSix
アメリカ価格 1200ドル
日本販売価格 152,000円
※車体およびライダーに合わせた専用設計、バネと取付マウント標準装備
コイルのリアショックを購入の際、大手の汎用ショックは別途コイルと車体に合わせる取付アダプターを買う必要があり、
なおかつコイルもサグ出しから始まり、必要に応じて前後のバネレートコイルを買う時もあります。
上の写真は私の今製作中のEVIL BIKES, Offering向けのリアショックです。

このElevensixは2世代目という事で、初代と比べてセカンダリーピストンを設ける事により全体ストロークのボトムエンドにあたる15%の領域を更に強めたことで
より大きな衝撃にもフルボトム知らずな性能を発揮します。
圧縮ストロークで縮んでいって、動きがゼロになってそこからリバウンド戻りの方へ切り替わる時の部分のロスを低減
窒素ガス量90psiという低い数値での運用を可能にしたりと
とにかく フリクションロスを初代と比べて徹底的に追求したのが第二世代のELEVENSIXとなります。

と一通りリアショックの良さを説明しましたが何が凄いって
現地で1200ドル、日本円で15万ちょい。社会人の方であれば為替レートを見れば日本の定価の凄さがわかると思います。
汎用じゃない分対応車種に制限有るのはネックですが、該当するのであれば導入できるチャンスです。
考え方の一つとして
現在販売している車種でグレード別で全てが良い部品で装備されたフラグシップスペックがありますが、
これもまたパソコンに置き換えて考えると、すべての部品が満足してるのであればそれは最高の買い物で一番の近道です。
もし自分の納得しない仕様であとからまた買い足して交換するのであれば、
下のグレードを選んで好きな部品で自分にとって不足な部分を補っていけばいいのです。
そこで下のグレードを選ぶ際に是非リアショックをご検討ください。もちろん上位グレードとの差額での
部品の割り当てのバランスを考慮しての話になりますが、取扱店様の情報シェアで
「リアショックをELEVENSIXに変えたらトラクションがかなり向上した」と教えてくれたので、
脚力もそうですが、最近話題の電動E-MTBはまさにトラクションのかかりの恩恵を受けそうな気もします。
小さな微振動を拾って、大きな衝撃をバシュッと吸収して
トラクションもガンガンかかる。たった手のひらサイズのリアショックですが、
なんだか夢が一杯詰まってるアイテムじゃないですか??
言われてなるほどといろいろと想像してしまった昨日のお風呂での出来事でした
ではでは