弊社のホームページで取扱商品のページを少しずつ更新してますが、
XONのページをとりあえず最新の取扱ラインナップをupしました。
こちら http://www.yuris.biz/XON.html
先日upしたXONの140oは確認出来たのでホームページに掲載しました
価格は160oと同じ4000円税込/枚となります。
入荷はこれからスケジュール考えたいと思います。
ずっと紹介してなく、というかずっと埋もれていたパーツになりますが、
XONのブレーキパッド
ラインナップ的にレジン・セミメタル・シンタードメタルがありますが、
簡単に言うと
レジンはアラミド繊維系を中心としたパッド 金属含有量は30%未満
セミメタルは金属が占める割合は30-60%
シンタードメタルは金属含有割合は60%〜
以上がXONのグレード別となります。
勉強すれば勉強するほど、ブレーキパッドの制動力は「止る」ではなく
「意図するスピード域まで減速するコントロール」であることに気づきました。
もちろん急制動の完全ストップが必要の面もありますが、ほとんど車もバイクもそうですが、
曲がる時、姿勢変化の抑制、またはあえてきっかけを作る時にチョンがけ・ひきずり
ブレーキは「止る」だけではなく、いろんな仕事してるんだなって再認識しました。
ブレーキブランドによる味付けの違いもあれば、パッドにも存在します。
弊社はその中でもあえて「メタルパッド」を国内展開しております。
オーガニックレジンは
自転車を使い始める時(パッドが温まる)から安定した摩擦力を発揮し、初期から効きやすい設定となっています。
価格も安く、繊維系パッドなのでディスクへの攻撃性が少なく、鳴きにくい。
その代り、繊維なので吸水性が若干あり制動力が若干変化します、ブレーキをずっと引きずったりするとフェードしやすい。
シンタードメタルは
金属系パッドなので、乗り始め温まるまでは(オーガニック)レジンより効きは劣りますが、一度温まれば初期から凄くコントロールがしやすく、金属含有量が多いのでフェードしにくく雨の日でも水吸わないので制動力は終始変化せず。パッドライフサイクルも長い。
その代り、パッドが金属の塊に近いので金属のローターとの摩擦で、相性で鳴きやすかったり、レジンと比べてローターへの攻撃性が高い。
生産コストがレジンより高い
という事でセミメタルはそれの中間となります。
ただメタルが最高かというとそうでもなく、こればかりは同じ材質のパッドでも
「味付けの違い」で特性が変わってきます。
取扱に際し、国内で数人にさまざまなシーン活躍されるレーサーと一般の方にテストしてもらいました。
このメタルパッドは全てを満たす万能なパッドではなく、
絶対的な制動力は某社外パッドには少し劣りますが、
効き始めからのコントロールという面ではかなり優れてるという結果が得られました。
それぞれの特性を認識したうえで、XONが厳選したメタルパッドを是非一度使ってみてはいかがでしょうか?
2016年03月18日
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