2022年11月18日

鉄フレーム少しずつ進んでます。

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去年のタイミングで時々SNSで話してきたハードテールプロジェクトがいよいよ形になってきました。
コロナの影響で大渋滞もあり、ようやく通常に戻りつつあるもまだ少し渋滞があります。
昔に戻るというよりも新しい業界の流れが起きているとして認識した方が良いですね

ハードテールプロジェクトと言うからにはそこに自分の思いだけでなく
そこにかかわる人が数人いてそれがチームとして動いてくれています。
フレームを作る工場にも設計部署がいて、それまでは工場に対して希望寸法を言って向こうが形を起こしてくれるんだという流れと思っていました。
まだ私自身全てを知っているわけでもないですが、今回のプロジェクトはどれぐらい凄いかというと
「ブランドが作るフレーム」の流れに沿った手順で進められているという事です。

@漠然とした私の思い
Aその思いをくみ取り形にしてくれるドイツのデザイナー。実際ブランドのフルサスペンション設計にも携わってきたデザインクルー
Bクロモリやカーボンフレームを今も世界で展開するアメリカンブランドの製造から完成品質まで一貫して管理するプロダクトクルー

構想から設計、製造、完成までを全て現在世界で展開するブランドの中にいる人たちが今回私にほんの少しだけ力を貸してくれました。
それ故に設計の時点からこれから最終的に完成する所までと、全て製造プロセスにブランドがフレームを作る際の
いろんなノウハウが詰め込まれた、ブランドフレーム同等の物が出来上がるという事であります。
もちろん仕事の合間に見てくれるという条件なので、時間はどうしてもかかってしまう部分があります

以前はCGの画像の部品を上げましたがその部品が下の写真の部分を担うパーツでありました。

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BB後ろのヨークをフレーム作成する中でデザイナーが一番こだわった所。これとは別に一見普通のダイヤモンド形状フレームですが、
所々に小さなこだわりが盛り込まれてます。
フレームは昨日の時点で確認事項があったので仮付けの状態でしたが数日中に本付けして
その後3本サンプル製作し、うち1本を耐久破壊テストにかける予定となっております。

設計の段階でデザイナーからいろいろアドバイスありましたが絶対に譲れないコンセプト部分もあり今に至ります。
製造に移ってからは工場の選定、部材の選定、試作、強度試験、量産というざっくりした流れですが、
その合間に上塗りの色パートとして
今回私が作りたい色は既に決まっていて、その実物サンプルを日本で調達して送付、現地で熟練した塗装会社が似せて調合して
これまた大手ブランドが色の公差を測定する機械で同じレベルで測定し合格レポートを提出いただきました。
フレーム一つ作るのに凄い時間と労力使うんだなぁって実感してますが、まだこのフレームは完成してません。

設計は図面が命
製造して出来上がる部品パート全てを公差範囲内に収める管理
プロジェクトチームは全員がそもそも現役ブランドの人たちの集まりなので考え方もブランドの基準レベルその物

チームとして動いてくれてるクルーたち、言わば取引先でもありますが
せっかく作ったプロジェクトなので最後までやり遂げたいです、
というよりも集まってくれたクルーの面子が凄すぎて止めるなんて逆にもったいないと思うぐらいです。

コンセプトは
・アジア人にとって最適なフレーム (27.5” & マレット)
・攻め過ぎずオールラウンドなフレーム 
・拡張性を持ったマウンテンバイクフレーム

夢がいろいろ詰まってますよ♪
posted by Yuki at 20:38| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | SINGER | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

YETI cycles, 3モデル目本日リリース SB140

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11月10日にYETIの取り扱い発表日を選んだのは、YETIにて3モデルを11日から一週間の間に3モデルの新作発表が有ったからです。
11日にSB160
16日にSB120
18日にSB140 (今日)

今日の発表の新モデルは

YETI cycles, SB140(29”)
• ホイール サイズ: 29"
• トラベル: 140mm / 160mm フォーク
• Turq & C カーボン フレーム
• 65° ヘッド角度 (ロー)
• 77° シート チューブ角度
• 440mm チェーンステー (サイズ L)
• サイズ: S、M、 L、XL、XXL
• 価格: 77.5万(税込) フレーム 
    111万(税込) ~ Cクラス
    114万(税込) ~ Cクラス ランチライド
    148万(税込) ~ Tクラス (フレーム単品販売と同素材)
151万(税込) ~ Tクラス ランチライド (フレーム単品販売と同素材)


パークでもトレイルでもどっちにでも対応できる140mmトラベル。
120mmのトレイル向けフレームのSB120。120mmのEVIL Followingで実際冨士見を走るオーナーもいます、走れます。
最近のトレンドで120/140/160mmのトラベル量分け、EVILも同様なラインナップになっております。
自分がよく乗るフィールドでどれが一番楽しいのか。新調する際は今一度自分に再確認すれば、求めてた答えが出てくると思います。
もちろんどっちにでも対応できる中間も一つの選択肢です。

どんな動きするのかちょうどスローモーションな映像を見つけたので是非ご参考ください。



SB140カラーラインナップ
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ターコイズ

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ローカーボン(ブラック)

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シャングリア

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セージ


YETIから用意出来たよ連絡が早くも来ました。
本日11月18日、サンプル含めていきなり発表から最速で日本展開出来ちゃいます
代理店契約結ぶまでは実に半年以上と長かったけど、決まってからは凄く対応が細かい。
向こうのビジネスが弊社のやり方を受け入れて凄くやりやすい!
多分1本でも引ける?と思ってますが、それは緊急時に取っておこうと思います

では皆さん良い週末をお迎えください。
ではでは


posted by Yuki at 10:47| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | YETI Cycles | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする