2020年03月17日

ELEVENSIX-Rの特徴を紹介します。

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FASTER, SMOOTHER, AND WITH MORE CONTROL

先週のEVILの13日金曜日の発表の前日にPUSHから両社で狙ったかのように新型リアショックが発表されました。
こちらも既にMTBの海外情報サイトで紹介されてます。簡潔にシンプルに伝えればと思います。

現行はElevensix-Rと言ったり従来のただのElevensixと言ったりしてますが、ここではわかりやすいように新or旧11.6といたします。

新11.6
・メトリックサイズのみ
・よりショートストロークに対応(現在=Evil Following)
・圧縮ダイヤルの新デュアルオーバーヘッドデザイン
・4ポートピストン構造
・ボトムアウトコントロールピストン
・モータースポーツ同様球状ベアリングアイレットマウント
・リザーバータンク低圧仕様(90psi)
・25クリック圧縮ダイヤル調整(高速と低速)2ポートずつ
・18クリックリバウンド調整
・ウルトラライトハイブリッドHyperCoil社のプログレッシブスプリング
・各種バイクの専用設計
・ダイノテストで性能試験
・Motorex 3D Response Technology オイル使用
・アメリカコロラド州のPUSH社にて製造&組立


旧11.6と比べて外見はそれほど変わってないので、何が進化したの?って最初に私は思いましたが、
紹介サイトを通して説明をみたり、自分なりに不明の部分を質問して、とりあえず理解したのは
旧11.6とかなり違う中身」という事です。

なので先に言いますと、PUSHで製造&組立を本社でやっていても、旧11.6ユーザーはオーバーホールついでの仕様変更で新11.6へのグレードアップは残念ながら出来ません。
中身が全然違うので、結果的に新品買うのと同じぐらい費用になってしまいます。
ただ自社製造ではあるので旧11.6間での構造変更=ここでいうバイクが変わる時での軸長変更などバイクに合わせるダンパー設定変更は出来ると思います。但し、スタンダード形状とトラニオン形状間の仕様変更は確か…9万ぐらい以前の見積もりがありましたので、どうするかはよく考えた方が良いですね。
いや、それ以前に最後のクリアランスの10万切っていた旧11.6はかなりのバーゲンセールと思います。
それをずっと使っていくだけでも十分な価値とコストパフォーマンスが有ります。


新型11.6の特徴を説明していきますと
SPEED SENSITIVE HYDRAULIC BOTTOMING CONTROL
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上のオレンジ色のセカンダリピストンにより、ストロークエンド部15%の所でしっかりと踏ん張りを効かせられる作りとなり、よりハードな走りや大きなジャンプに対してよりスムースなダンピング性能を発揮!


HYBRID HYPERCOIL PROGRESSIVE SPRING SYSTEM
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モータースポーツでも使用されているハイパーコイル社(以下ハイパコ)のスプリング、25lb刻みで軽量で最高品質で正確なバネレートのコイルを引き続き新11.6に採用。ハイパコのOBDデザインによりノイズ・摩擦を低減させ、特別設計のバンプラバーで最終ストロークの味付けを補助します。リアショックのコイルが圧縮する際にわずかながらコイルが回転し、コイルの衝撃感度が落ちてしまう為、PTXスプリングベアリングとリテーナーでこの回転摩擦を低減させ、小さなバンプ感度とトラクション性能を従来より向上させます。


HAND BUILT HERE IN COLORADO
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PUSHのリアショックは全てコロラド州のPUSH本社にてCNCマシーンにより製造され、製品は全て熟練した技術者によって組み立てられ、
厳しい検査と高い品質を経てお届けしております。


DUAL OVERHEAD COMPRESSION VALVES
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ダイヤルを従来より少しだけ大きく、従来よりも少し回し易い形へ変更し、新しいバルビングにより調整範囲が25ノッチへと拡張
登坂モードと下りモードの他に、リクエスト(トレイルモードと下りモード)あればそれに柔軟に対応いたします。


MOTORSPORT GRADE SPHERICAL BEARING EYELET MOUNTS
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PUSH製の球面ボールベアリングエンドよりフレームのリンクからの回転摩擦とシャフトのねじれ抵抗を低減し、
より小さなバンプ感度向上とトラクションの増加



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4-PORT SYMMETRICAL PROGRESSIVE DAMPING PISTON
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新形状のピストンは再構成されたプログレッシブコンプレッションとリバウンドバルブスタックを備えており、小さなバンプや細かい動きなどの減衰を抑え、大きな衝撃やg-outで減衰を大きくします。この新しいデザインは、快適さと制御の両方を最大化するために、適切な量の減衰を提供します。


HIGH VOLUME LOW DISPLACEMENT RESERVIOR

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大容量なリザーバータンクとIFPを備え、面積の大きいピストン設計でブラダーの特性に似た細かいバンプの動きを最小限に抑え、トラクション性能向上に貢献します。
窒素ガスの90psi封入


以上がPUSHのWEBにある説明を意訳してますが、これとは別にPUSH担当者から特に言われたのは
・新デザインピストンの特記すべきところは「圧縮からリバウンドに切り替わる時の動きのスムースさ」
・90psiの低圧ガスにより小さな感度に反応
・調整ダイヤルの範囲拡張と操作感を向上
・ストロークエンド15%部分でのハイドロリックボトムコントロールが最高に良い
・フレームに固定する球状ベアリングマウンティングシステム



この5点を完結書いてくれましたが、ストロークエンドの構造や取り付けマウント構造はモータースポーツからのフィードバック?でしょうか。
旧11.6と比べて「とにかく抵抗という抵抗を減らした」技術満載のダンパーが新11.6じゃないかと思います。

値段は据え置き、既に弊社ではEVILのOffering用にオーダーしました。
今回正式発表までの間、不透明の案内と仕様の状態でデモとしてお付き合いしていただきました取扱店様大変感謝いたします。
手にするまでは私も皆様と同じ文章だけの情報までとなりますので、また新たな感激を味わいたいと思います。


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一杯飛び込みます未体験ゾーンへ♪
posted by Yuki at 12:08| 千葉 ☀| Comment(0) | PUSH INDUSTRIES | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする