2019年02月13日

690ノッチの構造

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昨日までの現役であるTORCH(トーチ=たいまつ)シリーズは60の溝を6個の爪で角度をずらして3個ずつかけていくことにより
120ノッチというのを実現しております。2013年から2019年の約6年間の2代目を担当いたしました。
基本的に1世代目のLegacyシリーズも同様なシステムを採用しています。

1世代目~2世代目と来て今回はノッチ数をグーンと伸ばして常識で考える1周360度を大幅に超えて690ノッチが
今回の3世代目となります。

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HYDRAシリーズ
読み方は ハイドラ・ヒュドラ・ヒドラ と様々ですが、
龍のロゴマークにもあるように、ギリシャ神話に出てくる複数頭のある怪獣をモチーフにしています。

690ノッチの実現は115個の溝に6個の爪で一つずつかけていきます。
2番目と3番目はその時点ですでにかかり始めている状態で、
荷重時の軸のたわみを利用しつて、複数の爪で駆動伝達するというシステム。
その分、軸を2世代目のTORCHの17mm軸から15mm軸へ縮小しました。
縮小された軸によりベアリングをワンサイズ大型化する事が出来て
結果的にベアリングへの負荷が低減に繋がり、ゆとりのある回転に貢献できるとの事。
リーフスプリング硬さ選定もあり、Torch以上にドラグロスが少ないHydraシリーズ


参考動画としてこちら

一つずつ動いてるのがお判りいただけるでしょうか?
ただ爪の動きを見ると同時に手の動きも見てください。
もう金庫破りのような手つきでほぼ動いてない状態ですね(笑)

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ハブシェルにあるラチェットリングは左がTORCHシリーズの60個の溝で、右がHYDRAの115個の溝

爪も溝もコンパクトになっているHYDRAシリーズ、
昨日は恐らく興奮と不安要素の印象が多々あると思います。
インダストリーナインはこの3台目のHydraシリーズに2年半の開発をかけているので
駆動部分の耐久性やロスに関しては全て高いレベルにあると私は思います。
むしろ情報を知った時にあまりにの仕様に驚きの方がそれを超えておりました。
毎月の輸入、そして細かい連絡と日々の対応サービスを通して、完全に安心しています。

マイナス要素よりもその技術と肝心な音!!!ではないでしょうか

ちょっと拍子抜けですが、こちらに音を掲載いたします。
動画からわかる通り「軽快」ですね。TORCHシリーズの方がうるさいですね。
ただHYDRAシリーズは本国サイトに書いてありますが、推奨DUNMONDE社のグリスまたはオイルで音量調整出来ます。
ジェントルサウンド=グリス
ノイジーサウンド=オイル
どちらでも使用可能です。

完組ホイールはまだ価格編集中ですが、単体ハブであれば既存のTORCHハブよりプラス1万となります。

HydraMTBハブ 前後で 82000円税込み
HydraFATハブ 前後で 83500円税込み



※Hydra発表となりましたが、120ノッチTorch希望者もいて、こちらはi9社と確認済みで今であればまだ生産してくれます。
恐らく今月一杯だと思いますが、Torchシリーズで十分&ご希望の方は今月最後だと思ってオーダーください。
現在弊社が保有するMTBとFATのハブと完組は必然的にキャンペーンをこれから実施する予定です。
なおTorchシリーズのMTBとFATは将来的にあくまで新製品としての供給STOPするだけでスペア部品は変わらず供給します。
何よりロードとロードディスクがTORCHシステムのままで継続なので、スペア部品に困る事は当分ないと思ってい頂いて大丈夫です。


posted by Yuki at 11:18| 千葉 ☔| Comment(0) | Industry Nine | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする