2018年04月04日

PUSH ACS3キットの機能詳細

価格アナウンスをすっかり忘れてしまい先日公開したばかりですが、
取扱店、そして個人含めいくつか質問をいただいてますのでこちらに整理してまとめたいと思います。

★★対応フォーク★★
1.FOX 36, 2015〜2018年 
 10o刻みで 140/150/160/170mm
2.Rockshox PIKE 2014〜2017年
 10o刻みで 140/150/160mm
27.5" または29" 要選択
3.Rockshox PIKE 2018年
 10o刻みで 140/150/160mm
4.Rockshox Lyrik/Yari
10o刻みで 140/150/160/170mm

上記の方でまず該当モデルとトラベル量を選んでから
ライダーの着衣と装備体重を加味しつつ下記のURLでそれに対応するバネを選びます。
https://cdn.gethypervisual.com/images/shopify/ed40e7aa-e843-4042-a5f3-cd684ba9dda7/w1200_5e5f_ACS_Setup_png.png
画像でいうとこんな感じ
なお、スプリングはFOX・RSのPIKE・RSのLyrik/Yariと3モデルともに違います。
表はFOX用になってますが、バネ選びは同じ重量数値範囲でお選びいただけます。
バネの色の下のLS・HS・RebはFOXの推奨セッティングとなりますのでご注意ください。
ここまでが大まかな商品選択となります。
PIKEだけ年識別と2014-2017モデルに関しては275用と29用に区別されます。

ACS3のキットの特徴と中身を説明いたします。
あらかじめ説明させていただきます。
ACS3キットは「性能向上」ではなく「特性変更」を主としたアイテムとなります。

・エアーで得られるフォークその物の軽量化とサグセッティングを簡単に出せる。ストロークエンド部分のプログレッシブ性能。
・コイルで得られる初期から中間までの繊細な動き気温や気圧に左右されない作動感。

両方のメリットを明記しましたが、それぞれの側面とする所は片方では得意とし、得意とする部分を片方では少し弱いとしております。それぞれがダメではなく異なるシステムで比較した場合。
ACS3は高張力スプリングを採用して約250g重くなる代わりにコイルとエアーを合わせ持ったハイブリットな機構を備えたカスタムパーツであります。

1522122130189.jpg
キット自体はこのようになっております。赤い部品はバネの内部の回転しようとする特性を滑らせて作動をスムースにする「Lower Spring Bearing」がプランジャーロッド。これが下側担当。
バネから上の黒いロッドは「エアーバンプストップ」でこの中にエアーが封入しております。出荷は20psiで5〜50psiまで調整可能。

左上の黒いスペーサーはバネに付随するプリロードキャップとスペーサーとなります。
Push-Industries-ACS-3-coil-system-fox-36-spring-kit-6-600x400.jpg
実際フォークに挿した時の配列はこのようなイメージ

ACS3-Features.jpg
↑クリックすれば綺麗な大きな画像で見れます。
上のロッドと下のロッドにネガティブエアとバネがそれぞれあります。
フォークの初期〜中間までのストロークはコイルが担当しより深くストロークした時に
上から伸びるバンプストップの棒の先端が赤い部品にタッチして、そこから上の気室を圧縮し
スプリングとエアーの抵抗で反発を強くしていく構造となります。
エアー室は5〜50psiまでの調整域で出荷状態は20psi、これより下の空気圧はよりリニアでバネに依存した特性。
20psiより上にセット(50psiをMAXとする)すれば奥がより踏ん張りのあるサスペンションに特性変化します。

実際のACSの動きの動画はこちら↓


ちょうど本日海外の情報サイトPINKBIKEにてACS3のレビューがありましたので合わせて参考にどうぞ
https://www.pinkbike.com/news/push-acs3-coil-conversion-kit-review.html

昨今のバイクは昔と比べて全てのパーツが良くなり軽くなって来ました。
今だと国内展開開始したオーリンズにも最初からコイルフォークがラインナップとしてあり、
リアサスペンションも含めコイルの見直しまたはトレンドが海外のサイトでチラホラ見かけます。
昔のコイルフォークを知ってるならばバネの動きの感触がなんとなく理解できると思います。

コイルの欠点であった重量を最小限に、そしてボトム付近の踏ん張りをエアーに仕事させる
ハイブリットなPUSH INDUSTRIESのACSキット。是非チェックしてみて下さい。

今月には国内にリアサスペンションも含めて展開できると思います。


当キットはサードパーティーのカスタム品となりますので以下の事をご注意ください
・インストールしますとフォークメーカー保証が適用できなくなります。
・エアーシステムに戻すのは基本困難となります。
posted by Yuki at 11:24| 千葉 🌁| Comment(0) | PUSH INDUSTRIES | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする